2024年度後期終了 たくさんのご参加ありがとうございました
タイトル | ① 嚥下の見える評価をしよう! 頸部聴診法のススメ |
開催日 |
2024年 9月28日(土)終了、10月 6日(日)終了 ※各回、同じ内容です |
時間・視聴方法 |
10時~12時(Zoomによるオンライン視聴) ※アーカイブ視聴はございません |
対象職種 | ST・PT・OT・看護師・歯科医師・歯科衛生士・栄養士など |
講師 | 大野木宏彰(ST) |
主催 | 嚥下リハサポート |
募集人数 | 30名程度 |
受講料 | 4000円(税込) ※PayPalによるオンライン決済 or 銀行振込 |
皆さんの職場では嚥下評価を誰がどのように行っていますか?大きな病院では嚥下障害に精通した医師・歯科医師、ベテランの言語聴覚士(ST)、摂食嚥下の認定看護師が中心となり、嚥下造影検査(VF)などで確認しながら行っていることが多いでしょう。しかし、多くの場合はそのような環境が整わないなかで、STや看護師などが水飲みテストやフードテストを頼りに手探りで進めているのが現状ではないでしょうか。
患者さんのQOLに大きく関わる嚥下評価は相当なプレッシャーであり、実のところ、私自身もとても苦手でした。「本当は食べられたんじゃないか」「食形態が合ってなくて誤嚥したんじゃないか」などとよく悩みましたが、それを解決する糸口となったのが「頸部聴診法」です。目で見えない咽頭の嚥下状態を判断できる頸部聴診を活用することで、VFなしでも評価精度を向上させ、自分の評価に自信が持てるようになったのです。
このセミナーは、「嚥下評価に自信が持てない・・・」「施設でVFができないから不安・・・」「直接訓練に踏み切れない・・・」という現場の声に応えるために企画しました。頸部聴診法の判断基準だけでなく、喉頭触診や咀嚼機能の評価方法など、現場ですぐに使える評価のコツを分かりやすくお伝えします。唾液嚥下の回数やむせの有無に頼るのではない、”嚥下の見える評価“がきっとあなたにもできます!嚥下障害患者さんの”楽食楽座“を実現できるように、嚥下リハビリのスキルアップを一緒に目指しましょう!
1.頸部聴診法を活用していないのなら「伸びしろ」あり!
2.病態把握のために「3つの嚥下機能」を押さえる
3.頸部聴診法の基本と判断基準「5つの異常音」を学ぶ
4.異常音後の嚥下後聴診は集中力2倍増しで聴く!
5.視診・触診・聴診を活用した「嚥下の見える評価」のポイント
●咽頭クリアランスの予測に欠かせない喉頭位置の触診手順
●ストローでできる安全で簡単な咀嚼・食塊形成機能の評価方法
●嚥下反射のタイミングのズレを捉える空気嚥下音、
●喉頭蓋反転不良を捉える「詰まり音」
●舌のアンカー機能低下を捉える下顎下面の触診
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などなど、教科書には載っていない評価のコツを分かりやすくお伝えします!